今日は詩吟というキーワードでネット検索していたら”東京大学詩吟研究会”のブログを見つけた。
流派は違うものの詩吟を愛する若者がふえることはよろこばしい。
そんなわけで・・ブログからの話題です。
詩吟アイドル
2009-10-10 00:40:54 | 未分類・その他常にアンテナは張っているつもりなんですが、先日、ようやく知りました。
――詩吟の師範代らしいです。
――といっても、天津の木村卓寛じゃないです。
――アイドルです。
――でも、ジャニーズJr.の今野貴之でもないです。
――大人の女性ですよ、オトナの。
何年か前に紅白にも出てたAKB48の姉妹グループで、SDN48というのですが、作詞家・秋元康が総合プロデュースする大人のグループ。 「18歳以下は鑑賞不可な公演」だとか。
で、そのメンバーの大河内美紗が詩吟の師範代であるらしい。
なんだか期待しちゃいますね。
1) 東京大学詩吟研究会について
東京大学詩吟研究会(以下、「詩吟研」という)は、東大の学生詩吟サークルである。以上。
しかしこれだけでは当然、「では『詩吟』とは何だ?」という問いが生ずるであろうから、次節では「詩吟」というものについて少し説明する。
なお、詩吟研の活動内容(もちろん「詩吟」ではあるが……)については、その後で説明することにする。
また、先に「東大の学生詩吟サークルである」と述べたが、「東大の」とは、東大を中心に活動しているというだけの意味であって、部員は東大生に限らないということを申し添えておく(いわゆる「インカレ」というやつである)。
(2) 詩吟について
詩吟とは「吟詠」のことである(「吟道」ということもある)。
そして吟詠とは、日本語の(芸術的)表現技法の一つであり、簡潔に述べれば、日本語の言葉(文節)の語尾の母音を長く引き、そこに独特の旋律(「節調」という)を付加する「唄い方」のことをいう(文章による説明では分かりにくいかもしれないが、実際に聴いてみれば直ぐに理解できると思う)。
これが一般的に「詩吟」と呼ばれるのは、もともと幕末・維新の頃、漢詩(明治より前は「詩」といえば今でいう「漢詩」のことに決まっていた。日本の韻文としては「歌」があったからだ)を吟唱することが武士階級の間で流行し、今日行なわれている「吟詠」の直接の起源となったことに由来する。
すなわち「詩(漢詩)」を「吟ずる(吟詠する)」から「詩吟」である。
そのため、割合に大きな辞書でも「詩吟」の項目には、
しぎん【詩吟】漢詩を読み下したものに節をつけて吟ずること
と書かれていたりする(上記は三省堂「大辞林第二版」からの引用)。
しかしながら、今日の詩吟の本質は、先に少し述べた「吟詠」という方法論にあると考える。
そうであるから、詩吟が対象とする日本語は漢詩(読み下し文)に限られるものではない。実際に、短歌や近体詩の吟詠も盛んに行なわれているし(俳句を吟ずる流派もある)、そもそも韻文に限らず、それが吟詠に適した日本語でさえあれば、散文であっても詩吟の対象とし得るはずである(散文の吟詠については、これからの研究課題の一つであろう)。
さて、詩吟(以下、用語としては「詩吟」に統一して述べることにする)の魅力について述べれば、第一に、腹の底から大きな声を出すという原始的な喜びであり、第二に、美しい日本語を声に出して味わうという言わば知的な楽しみであろう。
身体論に基づく教育学者・齋藤孝氏のベストセラー「声に出して読みたい日本語」(草思社、2001年)では、詩吟について、次のように述べられている。
実際の詩吟を聴いてみると、窓もふるえる迫力がある。声が空気の振動だということがびっくりするくらい実感できる。魂が揺さぶられるような力がある。自分の身体を腹から背骨を通って振動させ、声の響きを通して空間全体を振動で満たすというのは、なんとも気持ちのいいことである。身体と空間が響きにおいてつながる経験は、宗教的体験の原型だ。
・・・・・がんばって若者の詩吟愛好家を増やしてください。
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