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たのしみはそぞろ読みゆく文の中に
我とひとしき人を見し時

        橘 曙覧


 楽しみを覚えるのは、何となく読みすすむ書物のなかに、
自分と同じ考えの人がいるのを知ったときである。
 正岡子規が、万葉以来の大歌人と絶賛した幕末の詩人、
橘曙覧は清貧のなか歌道に精進、数多くの名歌を遺しているが、
この歌は「独楽吟」の中の一首。
 とにかく人は他人と比較して自分の不遇を嘆くところがあるもの
ですが、曙覧にはそれが感じられない。
あるがままの生活をあるがままに歌い、楽しんでいるように思える。
道を楽しみ、貧乏を気にもかけなかった顔回(孔子の弟子)にも
通じている。
楽しみとは心ひとつのおきどころで、きまるものですとおしえているのではないだろうか。

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趣味:
詩吟・カラオケ・
自己紹介:
詩吟をはじめはや、3年目を迎え、飽きっぽい私がよくぞつづいているものだと感心している今日この頃です。
そういえば、最近声もよく出るようになったし、カラオケがうまくなったのもおかげかな。