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道歌のすすめ  吟道7月号より

横に行くものとや人を思ふらん
おのれを知らぬ蟹の心に

        乃木希典


(蟹はいつも横に行くものだから)他人も横に行くものだと思っている。
横に行くのは自分だけだということを知らないから。.....の意。
 この歌は、明治42年8月22日、伊勢二見の神稜園清水石仙氏の願い
に応じて、同氏手製茶碗に書かれたという。
 とかく人というものは、自分の考え、器量相応に物を見、他人を見る。
当事者がどんなに純粋に真心をこめて
事に当たっていても、見る人の心、考え方等が曲がっていると、あれは
名利を得んが為にやっているのだなどと陰口をいう。
それはその人が自分の器量相応に他人を見るからである。
 話は変わりますが吟詠の指導においても同じようなことが
おきているのではないでしょうか。
基礎づくりを一生懸命教えている時期、初心の人が相手であるならば
それも許されましょうが、かなりキャリアを積んできている人に対しては、
自分と違う考え方、節調であっても、先ず何故そうなったのか少しの間でも
考えてから指導されたらばと思います。
結果として、その人の個性を生かし立派な吟者に育てているかもしてませんよ。
 

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自己紹介:
詩吟をはじめはや、3年目を迎え、飽きっぽい私がよくぞつづいているものだと感心している今日この頃です。
そういえば、最近声もよく出るようになったし、カラオケがうまくなったのもおかげかな。